みなさんこんばんは!百太郎です。
今日は少し遅い時間の更新になりました。
今日は祝日で仕事はお休みでしたが、朝から奈良まで講習を受けに言ってきました。
その講習とは!
「スポーツリズムトレーニングディフューザー養成講習会」
スポーツリズムトレーニング協会が主催する公式講習会です。
スポーツリズムトレーニングっていうのを初めて聞く人がほとんどだと思いますが、最近、スポーツ界や幼児教育会では少しずつ認知度が上がっているトレーニングなんです。
どんなことをやるのかというとこちらをご覧下さい。
プロ野球のチームでも、取り入れているチームもあります。
ノリノリ!2016横浜DeNAベイスターズ 試合前ウォーミングアップ
スポーツとリズム
私は実は、バリバリの体育会人間だったんです。
自分自身でも大学まで競技をやり、全国大会にも出場しました。
教員時代も指導者として全国大会も経験しました。
そんな競技生活の中で、いつも感じていたことは、筋力をアップさせることも大事だけけれど、それよりももっと大切なことは体をリズムよく動かせること、また、ボールや相手に合わせて自分でリズムを作れることだと思ってきました。
しかし、このリズムってものはなかなか教えられないものなんです。
「リズムがずれてるよ」って伝えてもそれだけではなかなか伝わら無いんですよね。
そこで、リズムに乗せて体を動かすトレーニングはないかと探していたところ、このスポーツリズムトレーニングに出会ったんです。
スポーツだけじゃ無いリズム感
実は日常生活の中でもリズム感は重要だと思っています。
つい先日の話ですが、ある有名会社のカスタマーセンターに電話をした時のことです。
すごく丁寧にこちらからの質問に答えてくれようとしてくださっているのですが、どうも話しにくいんです。
それは、なぜだったのかというと、相槌のリズムが私の会話にあっていなかったんです。たった一言の「えぇ」や「はい、なるほど」の相槌が微妙なズレで入れられると話しにくいものです。
スナックでカラオケを歌ったら、ママの手拍子がずれていて歌いにくい。みたいな。
これをいうと歳がバレますね笑
講習会の内容
今日は1日で5時間の講習がありました。その内訳としては、午前中が理論編、午後が実技編という形です。
理論編
学んだこと
- リズムがある動きというのは、一連の動きの中で速い部分と遅い部分が存在しているということ。
- 動きに速い、遅いがあるのは筋肉が収縮したり弛緩したりしているからである。緊張ばかりしているとリズムのある動きにならない。
- 日本人は基本的に、「1、2、3、4」のリズムに慣れている。
- 海外の人は「1と2と3と4と」のリズムに慣れている。
- この「と」はリズムの裏と呼ばれたりもする。
- リズムの裏を取れるようになることで、プレーにリズムのバリエーションが生まれる。こうなると、相手を騙すフェイクを入れれたり、緩急のついた動きで相手も抜き去ることができたりする。
- 「ジャンプ」という行為から「楽しい」という感覚が生まれる。
- リズムトレーニングは脳に良い。
※これ先日記事にしたように、運動によりドーパミンが分泌され頭がスッキリす
るとともに、幸福感を得られるからです。
実践編
約2時間かけて、実際のトレーニングを受けてきました。
少しづつ難易度によってランク分けしてあるので、最初は簡単でしたが、日本人であるといううことを痛感させられました。
それは、リズムの裏をとるという動きになるにつれ、体がうまく動かなくなるんです。
「1、2、3と4」ただ、この「と」にも一つ動きを入れるだけなんですが難しい。
この難しいと感じるのは、あまり年齢は関係ないようです。参加者は20代の人から45歳くらいまでの方々でしたが、それぞれの得意不得意があるようで、みんな少しづつ頭を悩ませながらやられていました。
でも、これが2時間かけてやっているとできるようになるんです。
そして、面白いことにどんどん参加者の方のテンションが上がってきて、一体感が出てきます。
ずーっと小さいジャンプなどを繰り返しているので、心拍数も上がってきますし、筋肉的にも疲労してくるのですが、どんどん楽しくなってきます。
きっとこれがドーパミンの仕業なのだと感じさせられました。
でも、確実に明日は筋肉痛です。
筆記試験
講習会の最後には筆記試験がありました。
内容的にはそんなに難しいものではありませんでしたが、やっぱりテストというものは緊張するするものです。
ディフューザーって
普及員という意味で使われています。
有料での講習会等は実施できませんが、無料で体験会を開いたりはできるようです。また、現在自分が指導しているチームや教室の中では、ウォーミングアップ代わりにこのリズムトレーニングを使うことは認められているようです。
ディフューザーの上にはインストラクターやマスターインストラクターなどの資格があるようです。
まとめ
体を動かし、頭で考える。
リズムに乗って動くことで動きに強弱ができ、力の抜けた動きになることでスピードアップも期待できるようです。
とにかくやってみた結果としては、「楽しい!」の一言です。
このトレーニングを入れながら、私も早く誰かにお伝えられるようになりたいと思いました。
ただ、動き的には結構激しいので、恒例の方には工夫が必要かもしれません。
明日の筋肉痛が少しでもましになるようにしっかりとケアをして寝たいとおもいます。