みなさんこんにちは。百太郎です!
やっぱりしっかりとした記事を書かないとアクセス数も上がらないですね。
ここ最近では最低のアクセスしかありません。
では、気を取り直して。
昨日書きたかった記事をもう一度思い出しながら書きたいとおもいます。
最近、運動が色々なことに有効だという記事をあげて来ました。
今日はそのシリーズといってもいいかもしれませんが、運動がやっぱり効果的だというお話です。
今回、運動が良い影響を与えてくれるのは、「集中力」です!
集中力のお話も以前書いています。
こちらもよければ読んで下さい。
集中力を持続するために必要なこと
みなさんは集中が続かなかったり、一つのことに没頭するのが苦手だと感じたことはないですか?
わたしは、テレビがついているとどうしても集中が切れ易くなります。
実はこの集中力にも運動が関係しているんです。
集中を持続させる「続ける価値」
人は自分に必要なことはどんどんやる気が出て来ます。これは、脳内で「報酬系物質」と呼ばれる物質が放出されるからなんです。
例えば、人間の生存や種の保存に関わるようなこと、つまり、食事をすることや性行為をすること、また睡眠をとることなどはすべて「続ける価値」があるものとして認識されます。
この「続ける価値」があると判断された行為や行動をすると、脳内から自分のことを気持ちよくさせる物質が発生するんです。
そりゃそうですよね。食事や性行為、睡眠などを苦痛に感じるような設定にってしまうと、次からやろうと思わないですもんね。
自分にとって必要な行動をしたら脳からご褒美がもらえるんです。そのご褒美が「ドーパミン」です。
音量調整はドーパミンのお仕事
外部の雑音を消す
ドーパミンの役割は、単純に気持ちよくしてくれたり、幸せな気分にしてくれるだけではないんです。
私たちは日常の中で、大量の情報に触れています。この大量の情報が自分の集中を妨げる要因になっていたりすることは良くあることです。
例えば、職場で同僚が大きな声で話しているのが気になって、自分の仕事が手につかないことがありますよね。
これはRASの記事にも書きましたが、人は自分に必要な情報だけを選択して取得するフィルターのようなものを持ち合わせているんです。
その働きをより、活発にしてくれるのが、このドーパミンなんです。
脳内からも雑音が!?
人間の脳の中では感覚器官から伝わってくる以外にも、雑音が発生しているらしい。普段の生活でドーパミンがその雑音を遮断してくれているからほとんどの人は気がつかないようです。
この脳内から発せられる雑音はドーパミンのシステムがうまく働かないと頭の中で鳴り響いてしまい、それが原因で集中できなくなることが起こってくる。
つまり、ドーパミンは外からの雑音とうちから出る雑音の、ボリュームを調整してくれる役割をしてくれていると言うことです。
ドーパミンが増える条件
先ほどもお伝えしたように、ドーパミンは人間が生きていくのに必要な行動をすると、おのご褒美として分泌されます。
ですが、それだけではないんです。
ここでようやく「運動」の登場です!
運動をした直後にドーパミンが分泌されることはすでにわかっています。またその状態は数時間持続すると言うことも解明されています。
ドーパミンが放出され、雑音のボリューム調整がうまくいくようになると頭の中はスッキリした状態になります。
では、どんな条件だとより多くのドーパミンが分泌されるのかと言うと、ウォーキングよりもランニングの方が適していると言われています。
体に与える負荷が大きいほど運動後の増加量は多くなることがわかっています。ただし、無理は禁物です。
そして、残念ながら一回のランニングが絶大な効果を発揮すると言うことは無いようです。継続してランニングを続けていくと、どんどん分泌量も増加していき集中を高める作用とともに、そもそもの役割である幸福感をもたらしてくれるようになります。
ランニングにハマる人が多いのはこの成果もしれませんね。
まとめ
運動は集中力の改善に優れた効き目を発揮する、副作用のまったく無い薬だと言っても過言では無いでしょう。
特にランニングを継続することで、ドーパミンの分泌量が多くなり、集中だけでなく、幸福感も味合わせてくれるとっておきの運動です。
体も活性、脳も活性させることであなたが取り組む作業への効率はグングン向上していくはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!