みなさんこんにちは!百太郎です。
今日は気候も穏やかで気持ちいいですね!
最近は花粉とともに春がやって来る感じがしています。
春といえば進学、進級の季節ですね!
特に進学の時はワクワクの倍ぐらい不安があふれていますよね!?
危険に晒される!?
いじめ、誹謗中傷、プライバシーの流出、生活習慣の乱れ、依存、コミュニケーション能力の阻害、事故、著作権の侵害などなど。
少し怖いワードを並べてみました。
新しい生活が始まると、こんな怖いことが待っているのかというとそういうことではありません。
このワードの共通点は「スマートフォン」です。
どの家庭も持っているスマホの問題
学校で教員をしていて、保護者から相談を受けるのはスマホのことです。
その多くは、使いすぎ、誰と連絡をとっているのかわからない、勉強の邪魔になっている、いじめが心配などです。
そんなに心配なら持たさなければ良いと言うと、もしもの時のために、仲間ハズレにされるのが心配などと返ってきます。
持ったしても心配、持たさなくても心配なのがスマホなんです。
こんな心配なもの、でも便利なもの!
さあ、入学祝いにスマホの購入を考えているみなさん、本当にそのまま渡して良いですか!?
あなたの心を悩ませる問題の種になるのは間違いなし!でも、この世の中では、いつか手にしないとダメですよね?
大人になってから、こわごわスマホを手にした私たちと違い、小さい頃からスマホが子守をしてきた世代は、恐怖心がないが故に、多くのトラブルに巻き込まれたりします。また、自らトラブルを引き起こしたりします。
じゃあ、どうするか。
最低限の知識を子どもたちに持ってもらうしかありません。
ルールを作りたいと思う方はこちらがおススメです。契約という形で子どもとの約束を作るとともに、大人としての責任を求められています。ぜひ一度お読みください。
元ヤフー執行役員・村上臣がお子さんに渡した「誓約書兼スマートフォン貸与契約書」がガチだった | Filament, inc.
押さえておきたい知識!
スマホから全世界につながる
特にツイッターやLINEのトラブルは、自分たちのグループだけでつぶやいたことが全世界に広がってしまい大きな問題になることです。
自分の友達にだけちょっと愚痴ったつもりが回り回って陰口を言ったようになってしまうという事がよくあります。
そしてもっと多いのが、仲間同士で撮ったおふざけ画像や動画をシェアするためにアップしたら、あっという間に拡散され取り返しのつかないことになったりします。
そんな事を防ぐためには、子どもたちが手にする機械が世界につながっていることを認識してもらわなければなりません。
ネット上の情報が全て正しい訳ではない
ネット上には真実と違う情報が溢れている事があります。
同世代で同性だと思っていたひとが実は年齢も性別も嘘だったという事もあります。
JK同士仲良くなるために画像ちょうだーい!なんていう言葉に騙されて画像を送っていたら、悪用されていたとか。最近は男の子が被害に遭っていることもあります。
うちは男だから大丈夫なんていうのは危険ですね。
ユーチューバーがやっていたから自分もやっていいと思って友達にイタズラしたら怪我をさせてしまった。なんてことも良く出てきました。
小さな機械の中の情報には、本当のことも、嘘のことも、ためになることも、危険なこともあることを知識として押さえておきましょう。
自分が狙われているという事実
最近では、携帯電話の番号やメールアドレスは大きな意味を持たなくなって来ています。
それにともない、悪い人たちが狙うのも変わってきています。
今、子どもたちの中で大事なのはアカウントです。
LINEのアカウント、Twitterのアカウント、Instagramのアカウントを交換する事で周りと繋がりを持っています。
なので、1世代上の大人たちよりも連絡先はスカスカだったりします。
そのかわりフォロワーが何千人といたりする子もいます。
そんなときに狙われているのは、アカウントからの個人情報だったり、クレジットカード情報だったりします。
大人たちには入り込んで欲しくないという、子どもの心理をうまくついて、大人には相談しにくい状況や情報を元に、脅迫されたりすることもあります。
そんなことも事実として知らせておいたほうが良いでしょう。
最終的には
色々と怖い話をしましたが、スマホを持つメリットはそれ以上にあります。
メリットを生かすのか、デメリットにやられてしまうのかはその持ち主次第です。
そして、子どもたちをデメリットから守るのは親の責任ではないでしょうか。
今の子どもたちにとっては、お茶碗やお箸、鉛筆や本と同じくらい身近にスマホがあります。
その指導を他人に任せず、親がしっかり指導しておくべきですよね。
家庭内でのルール作り、そしてスマホの危険性をしっかりと持たせるだけで、子どもたちのリスクを軽減してあげられると思います。
すでに子どもに持たせている人も、この春を機に、一度考えてみてはいかがでしょうか!?