みなさんこんにちは!百太郎(ももたろう)です。
今日が三連休の最終日という人も多いかと思いますが、楽しめましたか?
私はこの三連休は「リカバリー」というテーマで過ごしました。
体のリカバリー、精神的なリカバリー、そして家事のリカバリー(笑)
一番やる必要があたのは家事のリカバリーかもしれません。
さて、今日はみなさんの価値観の中心には何があるのかを考えるお話です。
「あの人とは価値観が違うから、やっていけない」とか。「価値観を共有できる人と知り合えて幸せ」なんて言葉を耳にしたりしますよね。
じゃあ、あなたの価値観とはなんですか?って言われて簡単に説明できませんよね?
そこで自分の価値観の中心になっているのはなんなのか、考えていただけたらと思います。
価値観の中心になり得るもの
7つの習慣の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は中心になる可能性が高いものを9つ上げている。日本人には少しわかりにくところもあるので、少し置き換えるとともに、グループ分けをして紹介したいと思います。
「他人や周囲を中心とする」グループ
・配偶者/パートナー中心
・家族中心
・友人中心
・所属集団中心
・敵中心
「金、地位や名誉などを中心とする」グループ
・お金中心
・仕事中心
・所有物中心
・娯楽中心
それぞれのグループを簡単に説明しますね。
他人や周囲を中心とするグループの特徴
このグループの特徴は、基本的には相手や周囲の人からどのように思われるかを行動を判断する基準にしたり、自分が所属している集団の大きさや社会的評価で自分の価値が決まると考える傾向があります。
このグループで一番ネガティブなのは敵中心にしている人ですね。嫌いな人、自分が攻撃されていると感じる人の行動に過敏に反応し、その人の行動や発言によって自分の行動を決定してしまうというような感じです。意外とこういう方たくさんいますよね。
金、地位や名誉などを中心とするグループの特徴
自分や他者を評価する際には、資産や所有物などの質や量によって決定するものだと考えることが多く、行動の基準は自分が得をするかどうかに置かれることが多くあります。こちらのグループもよく見受けられると思います。社長んなるために行動したり、相手のことを役職名で判断したり。退職しても、元勤め先の規模を自分の誇りに生きておられる方もいらっしゃいますよね。
あなたの中心はどこにある??
自分の中心がどこにあるのかを知りたければ、日常生活で起こり得る場面を想像して見てください。
例えば、
「子どもの運動会がある日に、どうしても海外へ出張をしてくれと言われた。」
「中小企業で自分のやりたい仕事を任されているが、大きな企業からうちに来ないかと誘われた。年収は上がるが、自分のやりたいこととは少し違う。」
こんな場面であなたはどう判断しますか?
仕事を中心にしているならば、出張をし、会社での評価を上げることに努力するでしょうし、家庭が中心なら、子どもの運動会が優先かもしれませんね。
自分のやりたいことを優先するか、会社の規模や収入を優先するか、独身なのか家庭があるのかなどによっても変わってきますよね。
絡み合う「価値観」
自分が何を価値観の中心においているか何となくイメージできましたか?でも、一つじゃないって思う人もおられると思います。実は普段生活している時の行動の判断基準は一つではないんです。
いくつもの中心が絡み合って判断しているということがよくあります。
じゃあ、目標に近づくために中心がころころと変化してしまうことは良いことなのでしょうか?当然、自分の中にはっきりとした基準を持ち流されないことが重要ですよね。
コーヴィー博士は「自分の中心に原則をおく」ことが大事だと語っています
この原則はこの本のキーワードです。原則って何なのか?これを読み取れると7つの習慣を読み解いた感がしっかり持てると思いますが、これが少し読み取りにくいのです。
本書の中では
原則は人類共通の根本的な真理である。*1
と言っています。こんな風に言われると、ごまかされた感じがしますよね。
だけど、他の部分も読んでいくと、具体的に挙げられる「原則」は、「公正、正義、誠実、正直、人間の尊厳、奉仕、貢献、本質、美徳、可能性、忍耐、養育、励まし」などです。
説明する必要はないくらい、誰もが知っている言葉ですよね。
だからこそ、原則なのだと思います。
そして誰もが知ってることを中心に置くことで、仕事や人間関係などが良くなっていくことで目標や成功に近づくことができるのでしょうね。
ここが、「スキル的な成功」を得るための書籍とはすこし違うところなのだと思います。
あなたの価値観の真ん中にも原則に沿ったものを置いて見ませんか!
きっと良い方向へと進めるはずです!
ふぅ、今日はここまで。
また明日も更新します!
*1:7つの習慣より引用