みなさん、こんにちは!たった今講座が終わったばかりの百太郎です。
教室のすぐそばにあるカフェに飛びこんで、忙しいビジネスマンのようにパソコンを開いています。
さて、今日の学びはいろんな人に役に立つものだとおもいます。
いろんな人の理論だとかも学んだんですが、それはおいておきます。
ここからは少しクイズのようになりますが、自分が話しを聞いているつもりで返答してみてください!
「実は先日、離婚したんです」
「今年から管理職になったんです」
この二つの発言にあなたならなんと答えますか??
「うそ!?」とか「マジで!?」みたいな感じじゃなく、ちょっと真面目に答えるところを想定して見てくださいね。
今日の僕の返答は
「離婚したんです」 → 「そうなんですね!大変でしたね(;_;)」
「管理職になったんです」 → 「おめでとうございます!良かったですね!(^ ^)」
この感情しかありませんでした。
で、講師の先生に聞かれたんですよ。
「大変」だと思ったのは誰の感情ですか?
「良かった」のは誰の感情ですか?って。
言われた瞬間に、あちゃーって気がつきました。
みなさん気がつかれました?
何かというと、「大変」だと思ったのも「良かった」と思ったのも全て、私の感情なんです。
発言をした人、例えばAさんとしたら、「離婚=大変なこと」ではなく
「離婚=喜ばしいこと」かもしれないんです。
さらに、
「昇進=嬉しいこと」ではなく「昇進=労働条件の悪化」ということもあるんですよね。
Aさんが話しを切り出した人なのに、Aさんの感情ではなく、自分の感情を押し付けてしまっているんです。
こんなこと、普段、めちゃくちゃありませんか?
「いや違うんですよ、離婚できて嬉しいんです!」って言い直してくれたり、「昇進すると残業が増えて大変なんだよね」って言ってくれると、本心が聞けますが、そんな間柄ではなかったら、なかなかその人の感情を確かめることが出来ないですよね。
これ「傾聴」のポイントなんですって。
書物でも読んで知っていたし、これまで自分が様々なシュチュエーションで面談してきた経験から、出来ていると思っていたことが、まんまと出来ていませんでいた。
あくまでも、話を聴く側は、自分の色を先につけてしまわずに相手がそのことをどんな風に捉えているのかを聞き出してあげることが重要なんです。
答えは自分の中ではなく、相手の中にあるんです。
それを気づかせてあげられるかどうかがポイントなんです。
これってね、会社でも、学校でも、家庭でも、いろんな場所で使えますよね??
子どもは全然問題ないと思っているのに、親が「それは大変なことだ!」と大騒ぎしてしまってどんどん、大変なことになっちゃったり。
若手社員が「もうダメだー」って思っているのに、管理職は「それぐらいはなんとかできるでしょ」って手遅れになっちゃったり。
その問題、事象をどう捉えているかは、その人次第なのに、なぜか話を聞いた人の捉え方に変換されちゃってるっていう感じ。
一種の価値観のおしつけですよね。
本当に誰かの話を聞いてあげる、心を理解してあげようと思えば、自分の色を付けずに真っ白の状態でいないとダメですよね。
わかっちゃいるけど、難しいよ。なんて弱音を吐きたくなりますが、これができればますます人の気持ちをわかってあげられるようになると思えば、これも修行です。
まだまだ始まったばかりのキャリアコンサルタント養成講座。
しっかりと時間をかけて、試験に合格することだけではなく、相談者の気持ちをしっかり聞き出せるスキルを持ったキャリアコンサルタントになれるように、修行します!
また学びがあれば、お伝えします!!
はー今日は疲れた。