みなさんこんにちは。百太郎です。
昨日の講習会の成果か身体中が筋肉痛です。
意外なのは下半身だけでなく、上半身も筋肉痛だと言うことです。
これは慣れない動きに体が固まっていたせいなのか、それとも、身体を支えるために体幹も刺激が入ったのか。どちらかは分かりませんが被災ぶりの気持ちよい痛みです。
さて、今日も運動が役に立つシリーズです!
今日のターゲットは「記憶」です。
今までの人生の中で、「自分はもしかして記憶力に弱点があるのか?」とか「年齢と共に記憶力が低下してきたな」なんて思うことありませんか?
私はよく学生の頃に自分の記憶力に悩まされました。特に英単語の覚えの悪さには本当に悩んでいました。
きっと多くの人が一度は「記憶力がよかったらなぁ」て思ったことがあると思います。
そんな「記憶力」を運動の力でよくしてしまおうと言うお話です。
他にはこんなのも書きました。
脳が縮む!?
この事実を知ってちょっと怖くなったんですが、人間の脳はだいたい毎年0.5%〜1%縮んでしまうんです。
当然、脳が縮むと記憶の中枢である「海馬」と呼ばれる部分も小さくなってしまうんです。
これまでは、この脳の収縮は止められないものと考えられていてのですが、運動によってこの収縮も止められる、いえ、止められることだけでなく、むしろ大きくすることが出来るんです。
科学者が「奇跡」と呼ぶBDNF
運動が脳を大きくすることができる理由は、運動によって脳の肥料になるBDNFというタンパク質がどんどん生成されるからなんです。
このBDNFは様々な場面で脳内の細胞を守ってくれています。またそれだけでなく新しくできた細胞の成長を助けてくれます。そして、脳の細胞のつながりを強化し学習や記憶の力を高めてくれるんです。
そしてさらには、人格の形成にも影響を及ぼしていると言われています。
短期記憶から長期記憶へ
単語を一生懸命覚えようと努力をした。よしこれでバッチリだと思った翌日、単語テストで散々な目にあったという経験ありませんか?
これは、記憶が短期的なものにとどまっているからなんです。
この短期記憶を長期記憶に切り替えるときに、海馬でBDNFが増えるとことで、短期記憶は長期記憶の貯蔵庫に転送されやすくなるんです。
記憶の種類
一般的に記憶は脳全体に転送されるが、実は記憶の種類によって保管される場所が違うんです。
そして、運動の種類によってその影響を与える場所も違ってくるんです。
「暗記の能力」を鍛えたければ、筋力トレーニングよりランニングが有効です。一方、誰かの名前と顔を一致させて覚えておくような「連想記憶」を鍛えるには筋力トレーニングで高まるんです。
そして、自分が行った行動などを思い出すような記憶は、筋力トレーニングとランニングの両方に影響を受けることがわかっています。
なんでも覚えてしまいたいなら
具体的には、筋トレとランニング(有酸素運動)の両方を日常生活の中に取り入れることが効果的です。
この記憶に対するアプローチは全力でやる必要はありません。
軽いものを記憶する作業の前に行うことが有効的です。もし、両方なんてやる時間がないという人は、ランニングを取り入れてください。
この運動の効果は、すぐにでも現れるそうです。しかし、日常生活にしっかりと取り入れていくとさらなる効果が期待されるとされています。
さらなる効果を求めるなら
脳細胞が減らない食事をご存知ですか?
運動やセックス、低カロリーの食事、プレーンチョコレートなどに含まれる「フラボノイド」には新しい脳細胞が生まれるのを促す効果があります。
逆に、ストレスや睡眠不足、過度の飲酒、高脂肪の食事などは新しい細胞を減少させてしまいます。運動をすると共に、健康的な食生活を送ることで、どんどん新しい細胞が生まれ、記憶力も高まっていきます。
なんでも有能な運動もやりすぎは危険ですから、その辺は十分に注意してくださいね!!
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